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仮に、いま住んでいるマンションの家賃(8万円)を
30年間払い続けたらいくらぐらいになるのか。
なんと、家賃だけで2880万円になるんですよ!(更新料とか含まずに)
結婚したり、家族が増えたりして引っ越したとしたら、
賃貸住まいの場合は、家賃がもっとかかりますよね。
ということは、早めに買っちゃった方が…もしかして安上がり?
そこで、今回は「買う」と「借りる」で、
かかるお金にどんな違いがあるのかを調べてみたいと思います。
ずーっと家賃を払い続けるのって、お金がもったいないだけなの?
家を買うには莫大なお金が必要です。かといって、ずっと賃貸に住んで家賃を払い続けているのも、なんだかもったいないような気が…。気づいたら、「家が買えるぐらい家賃を払ってたな…」なんてことも、あり得そうですよね。
そこでズバリ。「思い切って家を買う」と「賃貸物件に住み続ける」のはどっちが得なのか?
「生涯で支払う住居費は、買う場合でも借りる場合でも、実は大きな差はありません。家を買うには頭金などの初期費用がかかりますが、ローンを払い終えてしまえば出費はグッと減ります。それに対して賃貸は、老後もずっと家賃を払い続けなくてはいけません。要は、先にある程度まとまったお金を支払ってしまうか、家賃として一生涯ずっと定期的に払っていくか、ですね」
たとえば50年後、年金制度とかもどうなるかわからないし、定年退職後に毎月家賃を支払うのはちょっとキツイ気がします。住居費に大きな差がないなら、ずっと賃貸に住むよりも買っちゃった方がいいんですかね? 老後も楽できそうですし。
「ただし、これは『買い替えしない』という前提でのお話です。買い替えをしようと思っても、住んでいた家が希望通りの価格で売れる保証はありませんよね。売却にはコストもかかるし、購入時のコストも新たにかかりますから、生涯住居費は賃貸より高くなる可能性もあります。それから、修繕費がかかることも忘れないようにしましょう。賃貸なら給湯器や備え付けのエアコンが壊れてもオーナーさんが直してくれますが、持ち家の場合はすべて自己負担。リフォームが必要になると、金銭的負担がまたかかってきますね」
うーむ。そう聞くと、やっぱり賃貸の方が得な気がしてきました…。
「ただ、賃貸でも家賃の高い物件に住み替えればお金がかかってしまいます。引っ越しを繰り返せば、礼金などの負担もばかにならないですよね。賃貸か購入か、計算だけで選ぼうとしても現実には難しいのです」
「独身で買う場合は、売りやすい、貸しやすいといった条件を備えた物件がオススメ」だとか。確かに、独身時代と結婚後の生活では、住まいの条件も違ってきますよね…
なるほど。自分のライフスタイルに合わせて考えるしかなさそうですね。とはいえ、その見極めって難しそう…。
「でも、長期ローンを無理なく組めるのは若い世代ならではの特権です。ある程度、将来設計ができて、家に対する目的意識がハッキリしたら買っていいと思います。ただ、共働きの夫婦で子供が生まれたら、育児に時間やコストがかかりますから、使えるお金が変動することは頭に入れておいてくださいね」
うーむ。独身のボクにとっては新鮮な話ばかり。とはいえ、男子たるもの「自分の城」への憧れはあるわけで…。ひとまず、身近な目標を「家を買うこと」とする前に、「早く将来設計ができるようになること」に設定したいと思いました。